散歩(愛犬)の帰り道、庭に二羽のキジバトがいるのを見つけました。
皆さんはキジバトについてどれくらい知っていますか??

キジバトと狩猟鳥獣の関係性

キジバトは日本の身近な野鳥であり、現在46種類ある狩猟鳥獣の1種類に指定されています。
特性を理解することで、狩猟の重要性やキジバトとの関わりが見えてきます。

キジバトはどんな鳥???

キジバトは全長約30〜35センチの中型のハトで、特にその体色が特徴的です。
オスは褐色や黒色の部分が多く、メスは少し薄い灰色がかった色調をしており、この雌雄の色の違いは非常に興味深いです。
頭部は少し丸みを帯びており、黒色の帯が目立つため、遠くからでも見ることができます。
主に森林や農村地帯に生息し、日本全国で見られることから、繁殖期には様々なところでその姿を確認できます。
また、キジバトは非常に社会的な鳥で、群れで生活することが多く、その姿は自然の中でよく見かけることができます。
キジバトの食性は主に種子や果実が中心であり、森林の中での生態系において重要な役割を担っています。　　

狩猟鳥獣と環境省の定義

環境省が定義する狩猟鳥獣には、キジバトやカモ、シカなどが含まれます。
日本の狩猟制度は、自然環境の保護と生態系のバランスを保つために設けられています。
特にキジバトは、狩猟対象として扱われる場合、一定の時期や場所が定められており、狩猟者は環境省の定めたルールに従わなければなりません。
日本の狩猟鳥獣は、各地域の特性や生息状況に応じて異なるため、詳細なリストを確認することが不可欠です。　

狩猟してはいけない鳥

狩猟してはいけない鳥としては、絶滅危惧種や鳥獣保護法により特別に保護された種が含まれます。
例えば、ツバメやシジュウカラなどは狩猟対象外です。
これらの鳥は、生態系の中で大切な役割を果たしているため、安易に捕獲することは許可されていません。
狩猟者は狩猟を行う際には、必ず環境省のガイドラインを確認し、その趣旨を理解することが重要です。
また、地域ごとに異なるルールも存在する場合があるため、そうした情報を把握することが、法律を遵守しつつ狩猟を楽しむための鍵となります。　

キジバトの狩猟が許可される理由

キジバトの狩猟が許可される理由は、狩猟が生態系のバランスを保つ役割を担っているからです。
特定の生息地域での個体数増加が、農作物への被害を引き起こすこともあります。
そのため、適切な狩猟を通じて、キジバトの個体数を管理し、農業への悪影響を軽減する必要があります。
また、地域住民にとって、狩猟は文化や伝統の一部であり、地域経済に貢献する重要な活動でもあります。
合法的な狩猟を通じて、地元住民の経済的利益も守られるため、バランスの取れた方法が求められます。　

有害鳥獣駆除における役割

キジバトは、時には有害鳥獣として扱われることもあります。
特に農作物への影響が大きい場合、有害鳥獣として駆除される対象となります。
キジバトは食性が多様で、農作物を食べることがあるため、無制限に数が増えてしまうと経済的損失をもたらす原因となることがあります。
そのため、有害鳥獣駆除の一環として適切に管理されることが求められます。
このような理由から、キジバトに対する狩猟規制や管理策が必要とされ、持続可能な生態系の保護とともに地域の経済を支える役割が期待されています。

いかがでしたでしょうか?
ハトというと公園にいるドバトを連想されがちですが、キジバトもよく見かけるハトです。
ドバトは狩猟鳥獣に指定されていないため、時期を問わず狩猟をすることはできません。
そのうち、ドバトの写真が撮れたら、キジバトとドバトの違いについて記事にしたいと思います。
また、調理して食べても美味しいと聞きますので、食レポブログも後々作っていきたいと思います。
お楽しみに。